観客動員は早くもマー君を超えた!?
楽天松井裕樹投手(18)のプロ初登板チケットの売れ行きが好調なことが、3月31日分かった。本拠地コボスタ宮城で行われる明日2日のオリックス戦に先発予定。07年に平日のデーゲームで本拠地デビューした田中(現ヤンキース)は1万8021人の動員だったが、今回は年間シートや前売り券、当日券などを合わせ2万人以上のファンが入場することが確実となった。多くのファンへ初勝利を届ける。
松井裕効果に笑っていいとも!
としか言いようがない。例年平日デーゲームは1万5000人程度の集客だが、球団史上初めて2万人超えが確実となった。球団の試算では、年間シートや当日券などで今日1日の仙台開幕戦と同等の動員数をはじき出した。球団関係者は「前年の日本一に加え、松井人気がありますね」と笑いが止まらない。
海を渡った大エースでもなしえなかったフィーバーだ。07年4月5日。高校生ドラフトで4球団が競合した田中をひと目見ようと、フルキャスト宮城(当時)に長蛇の列が出来た。試合開始の午後1時を過ぎても列は消化されず、用意された4000枚の当日券はほぼ完売。それでも1万8021人の動員にとどまった。あれから7年。松井裕はあっさりマー君を超えた。
高校時代から人気は抜群だった。神奈川県予選では春季大会の準決勝にもかかわらず1万5000人を集客。徹夜組を含め800人が開場前に列をつくり、保土ケ谷球場を満員にした。「お客さんが多いとやっぱり力が入りますね」と大舞台には強かった。
もちろん日本一効果もある。昨季のシーズン主催試合の動員は過去最多の128万1087人で、1試合平均1万7793人。今季開幕戦の西武戦(西武ドーム)では、楽天ファンが右翼スタンドを埋め尽くした。球団関係者は「記憶にないくらい入っている。ファンが増えている証拠」と手応えを口にした。
この日、左腕はデビュー戦に向け、最後のブルペン入り。71球を投げ込んだ。好調なチケット販売状況を聞き、「多くのファンの方の力を借りてがんばりたい。甲子園でも緊張しませんでしたし」と声援が待ち切れない様子。マー君は本拠地開幕で勝ち星はつかなかった。満員の球場から送られる大声援を力に、初登板初勝利をつかむ。【島根純】



