<中日1-1ソフトバンク>◇26日◇ナゴヤドーム

 ソフトバンクは今季4度目の延長も勝てず、引き分けた。1回は今宮、最終12回は明石が送りバント失敗。中日に攻撃ミスでお付き合いし、次の1点が奪えず。秋山監督は「取るべきところで取る。やるべきことをやる!」と詰めの甘さに苦言を呈した。

 試合前には、内川聖一外野手(31)が3年ぶりに出場選手登録を外れた。名古屋遠征に同行せず、欠場は確定していたが、福岡市内の病院で右大臀(だいでん)筋肉離れで10日間の安静が必要と診断された。右臀部に痛みを抱えながらプレーを続け、23日阪神戦で悪化。次カードDeNA戦での再合流も視野に入れていたが、軌道修正。摂津とウルフ、寺原の先発投手陣に続き、主力野手で初の負傷離脱。吉村が代わって1軍昇格する。

 気になる1軍復帰について、新井チーフトレーナーは観測を示した。「安静が10日。だいたいその倍の20日という目安はあるが、程度としては軽いので、本人がすぐ行けるとなれば早まる可能性はある」。今週中にリハビリを始め、交流戦中の1軍合流を目指す。ただ、開幕から不動の3番を務め、打線の中核をなしていた内川の名前が消えてから2敗1分け。勝負どころでタイムリー欠乏症が気がかりになってきた。

 そんな中、チーム唯一の得点を7号ソロで挙げた李大浩の前向きな言葉がいい。「内川がいない中、チーム一丸にならないといけない」。チームとしてやるべきことをシンプルに、本塁打同様、スパッと気持ち良く示した。【押谷謙爾】