登場曲でもファンの心をつかむ。楽天ザック・ラッツ内野手(28)が24日、コボスタ宮城での全体練習に参加した。来日後の2試合で8打数5安打の大当たり。約2カ月ぶりの連勝に貢献した。この日のフリー打撃でも快音を響かせたが、鈴木内野守備走塁コーチから予想外の提案を受けた。打席に入る際のテーマ曲を「ラッツ&スターの曲でどうだ?

 ファンも盛り上がる」というものだった。

 主に80年代に活躍したバンド「ラッツ&スター」。デビュー曲の「ランナウェイ」や「め組のひと」など、ヒット曲を飛ばした。同バンドの曲に乗って、ラッツがスターになれば、勝利も増えるはず。本人も「ファンに喜んでもらうのが本望」と前向きに言った。くしくも、同バンドには、鈴木、田代、佐藤のボーカルがいる。楽天に同姓の首脳陣がいるのも何かの縁か。