<オリックス1-2西武>◇7月31日◇京セラドーム大阪

 オリックスが競り負け、7月は11勝12敗と負け越した。3月に1勝2敗だったが、実質的に今季初めての月間負け越しだ。7回終了時リードなら50勝無敗だが、裏を返せばリードされたら勝てていないことになる。この日も9回に1点差に迫るのがやっと。首位ソフトバンクが敗れ、差が広がらなかったのがせめてもの救いだった。

 投打の“天敵”にやられた。5回、東明がメヒアに先制の16号ソロを浴びた。メヒアには、打率4割4分4厘、6本塁打10打点とオリックスはかもにされている。打線も岡本洋に7回途中まで無得点。3試合合計14回2/3でまだ1点も奪えていない。森脇浩司監督(53)は「同じ打者に本塁打を打たれすぎ」と反省。もう1度、2人への対策を練り直す。