日本ハムとロッテからFAの金銭補償を伝えられたヤクルトは、巨人にFA移籍した相川の補償を再検討することになった。人的補償による人数減も想定していただけに、松井編成部長は「喜ぶべきか悲しむべきか」と苦笑い。「巨人には2球団の返事が来てからと伝えてある。もう1回検討します」と話した。

 補強ポイントは投手か外野手とみられるが、2球団に総額1億2840万円(金額は推定)の補償金を支払うことになっただけに、衣笠球団社長は「1月から小川前監督もシニアディレクターに就任する。松井編成部長と真中監督と3人で話し合う」と年明けに補償方法から検討し直す考えを示した。