ソフトバンク工藤公康監督(51)が「熱将宣言」した。16日にヤフオクドームで15年のスローガン「熱男(アツオ)」を発表。指揮官が自ら2度の選考会に加わり、決めた。感動を呼ぶ熱いプレーをナインに求め、自身もベンチでの熱いパフォーマンスを予告した。アツオが日本一連覇のキーワードになる。

 日本一連覇のキーワードは、シンプルでストレートだった。15年のスローガンは「熱男(アツオ)」。工藤監督が2度の選考会に入り、自らの思いも伝えた。たどり着いたのが、この2文字だ。

 工藤監督

 熱くなって戦うほうが見ているファンに伝わるものがある。一緒に熱くなれるのは大事だ。熱くならないと、自分の中の発見はない。今のホークスにピッタリだと思う。

 昨年は日本一を達成した。同じことの継続で再び頂点に立てるほど甘くない。「僕も現役時代はバッターに向かう気持ち、絶対に負けない、引かない気持ちを大事にした。それは燃えるものがあってこそ出る」。選手には情熱的に動き、ワンランク上を目指すことを求めた。ベンチで指揮を執る工藤監督も感情を前面に出すことを否定しなかった。

 工藤監督

 ガッツポーズやほえることがあるかもしれない。僕自身もベンチで熱く燃えたい。

 3年間の経験から「熱男」は生まれた。現役引退後に高校野球の人気番組「熱闘甲子園」のキャスターを務めた。「1度負けたら終わりの高校野球は1球、1つのプレーを大事にする。高校時代を思い出して、熱くなることがある。選手もそういう自分があったはず。忘れないでほしい。一生懸命に調子の良い悪いはない」。工藤監督が目指すのは、原点回帰の全力野球。日本一チームが熱く再スタートを切る。【田口真一郎】