中日森野将彦内野手(33)が6日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉を行い、今季推定年俸から3500万円減の1億9000万円で更改した。打率2割3分2厘が象徴するように不振の今季だったが、交渉の中で走塁ポイントが「0点」だったことに異議を唱えた。「試合に出てて0点はないです。僕の場合は足が遅いから走らなきゃと常に思っているのに、0点というのは納得がいかない」。盗塁は5年ぶりに0個とはいえ、142試合出場の評価がベースになく、球団側も査定方法を来季は見直すことも検討する。