楽天が30日に行われるドラフト会議で、大阪産業大・内田好治投手(4年=大産大付)を下位指名、または育成枠の候補としてリストアップしていることが28日、分かった。内田は最速150キロの速球派右腕で、3年秋に阪神大学野球にデビュー。今秋には全12試合中、11試合に登板し8勝、防御率1・00と活躍。優勝を争った関西国際大との直接対決では3連投、2戦で連続完封し、逆転優勝の立役者となった。関係者は「将来性に期待している」と、潜在能力を高評価。米国人を父に持つタフな右腕が、野村イズムを注入される可能性が出てきた。