森脇浩司監督(53)が、ドラフト1位で指名したJR東日本・吉田一将投手(24=日大)を直接視察した。10月31日、京セラドーム大阪で行われた社会人日本選手権・大阪ガス戦に先発した右腕に、ネット裏から熱視線を送った。

 31日は空路で11月1日からの高知秋季キャンプへ出発する予定だったが、夜に車で高知入りする強行軍に切り替えてかけつけた。

 7回途中3失点で降板した吉田は「外がいつもより甘く入っていた」と反省。監督の視察は知っていたものの、意識はしなかったという。森脇監督は「(吉田は)修正能力が高いし、全体的にバランスがいい。ローテーションに入ってくれると思っている。(視察は)有意義でした」と話した。