WBC日本代表の前田健太投手(24)が、今日3日の1次ラウンド第2戦の中国戦の先発マウンドに上がる。キャッチボール、短距離ダッシュなどで最終調整。高ぶる気持ちを抑えるように、万全の状態で迎える本番に向け、言葉に決意を込めた。「開幕前は不安があったけど、しっかりした形で臨める。結果にこだわって、何とかゼロに抑えたいです」。1次ラウンドの「先発3本の矢」の責任を全うする。
2月15日からの宮崎合宿序盤は右肩の張りでコンディションを不安視された。首脳陣を心配させたが、日を追うごとにコンディションを上げた。同24日のオーストラリア戦はスライダーを痛打され3ランを浴びたが、最速145キロ。「だいぶ仕上がってきた。スライダーは修正していく。勝負どころで使えるように」と微調整を加えるだけの状態に仕上げた。
一発勝負だけに、入念な準備で臨む。チーム力では劣るとされる中国が相手だが、各打者の特徴はチェック済み。「しっかりデータを入れておくところは入れておかないと」と強調。「気を付けなきゃいけないバッターもいる。しっかり注意して投げないと」と胸に刻んだ。抜群の制球力と投球術で中国打線を手玉に取る。【久保賢吾】



