ジャパン投手陣がぴりっとしない中で宮西尚生投手(31=日本ハム)が奮闘した。7回に登板し、持ち球のスライダーやシンカーを駆使して3者三振。「落ち着いてアウトが取れた」とうなずいた。

 強化合宿中に入ったブルペンではWBC公認球の扱いに苦労し、制球を乱すことがあったが、この日は危なげなかった。「ある程度、安定してきている。感じ的にはいい」と満足げに話した。