侍ジャパンが、史上初の1次ラウンド3連勝で、2次ラウンドに向かう。

 小久保裕紀監督(45)は「これだけの声援を頂いて、1次ラウンドを3連勝で終えることができた。初戦が大事と思った中で、選手には声援をプレッシャーではなく、力に変えようと言ってきた。選手が期待に応えてくれた」と感謝した。

 先発の武田は3回1失点だったが、2番手以降は5投手が無失点で継投。

 「順位は決まっていたが、最後まで真剣勝負で選手がやってくれた。初登板の増井、松井(裕)も落ち着いて投げてくれたし、中継ぎ陣は最後までいいピッチングだった」とたたえた。

 12日の2次ラウンド初戦はオランダと対戦する。

 「明後日からまた厳しい戦いが続く。気持ちを切り替えて臨みたい。全身全霊をかけて、目の前の試合を取っていきたい」と宣言した。