TBS系で14日に生中継された第4回ワールド・ベースボールクラシック(WBC)2次ラウンド「日本対キューバ」戦の平均視聴率が、関東地区で27・4%を記録したことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。同数字は、今年になって放送された番組では、1月3日に放送された日本テレビ系「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走復路」の28・4%に次ぐ高視聴率だった。瞬間最高視聴率は山田哲人内野手(24)が8回に勝利を決定づける本塁打を放った直後で、36・8%を記録した。

 試合は5-5の同点で迎えた8回、代打内川聖一外野手(34)の犠飛で勝ち越すと、続く2死一塁から、初回に先頭打者弾を放っている山田が2ラン。終盤までもつれる展開にケリをつけた。 

 今大会は、TBS系で放送された7日の1次ラウンド初戦のキューバ戦が22・2%、8日のオーストラリア戦が21・2%、テレビ朝日系で放送された10日の中国戦が18・0%と高視聴率を記録。テレビ朝日系で12日に放送されたオランダ戦は25・2%(いずれも関東地区)を記録していた。

 侍ジャパンは15日にイスラエルと対戦。勝てば6戦全勝で米ロサンゼルスで行われる準決勝へ進む。