トリプル世界戦の調印式と計量が5日に都内で行われた。WBA世界ライトフライ級は、初防衛戦に挑む同級王者田口良一(28=ワタナベ)がリミットの48・9キロ、2階級制覇を狙う同級14位クワンタイ・シスモーゼン(30=タイ)が48・8キロでクリアした。

 田口は計量後にスポーツ飲料でのどを潤し、「減量は何も問題なかった。あとは気負うことなく勝つだけ」と落ち着いた表情で話した。試合は6日の東京・大田区総合体育館でゴングとなる。