“暴走専務”の異名を持つ諏訪魔(39)が、全日本プロレスの専務取締役辞任を発表した。昨年6月、秋山準社長の体制になって専務に就任し、経営面からも団体を支えていた。しかし、同じ専務だった曙が退団。潮崎、金丸、鈴木と主力級の退団が相次ぎ、リング上の充実のため、役職を取り払い自由に活動することを決断した。

 セミファイナルで船木組と対戦した後、諏訪魔は「経営は社長に任せて、自分は全日本、3冠ベルトをどんどんアピールしていきたい。1発目に、秋山さんの3冠王座に挑戦します」と宣言。秋山も了承し、来年1月2日の後楽園大会での、3冠ヘビー級選手権が決まった。