ボクシングの東洋太平洋スーパーミドル級王者松本晋太郎(31=ヨネクラ)が初防衛に失敗した。17日に東京・後楽園ホールで、同級3位ジェイド・ミッチェル(オーストラリア)と対戦。スピードあるフットワークで終始ペースを握られ、両まぶたをカットで10回1分29秒負傷判定も大差の0-3で敗れた。

 3度目の挑戦でつかんだベルトだったが、プロ3年目で初の海外だった相手に完敗。「気持ちだけ前にいっていた。油断があったのだと思う。パンチも大振り。宝くじと一緒で当たるわけない。これが実力」と自虐的なコメントが口をついた。