12日に東京・後楽園ホールでのボクシング・ダブルWBOアジア太平洋タイトル戦の前日計量が、11日に都内で行われた。V2戦となるウエルター級王者小原佳太(31=三迫)は66・5キロ、同級8位アルビン・ラガンベイ(23=フィリピン)は66・4キロと、リミットの66・6キロ以下ででクリアした。

 小原は16年にIBF世界スーパーライト級で世界挑戦に失敗した。約半年のブランク後に階級を上げて、4カ月おきにこなして再起後4戦目となる。「1年間やってきて、ブランクがなくなった。この1週間の調整は今までで一番よかった」と手応えを得ている。 昨年11月に婚姻届を出し、今年2月に式を挙げ、ギリシャへ新婚旅行と負けるわけにはいかない。世界ランクはWBOで6位、IBFで9位。「世界へ行くまで負けられない。最低限、KOの星を増やしたい」と3連続KOを狙う。