<ノア:東京大会>◇29日◇後楽園ホール◇2100人

 GHCヘビー級王者森嶋猛の開幕戦は黒星スタートとなった。伊藤旭彦と組み、力皇猛、秋山準組と対戦。7月18日の同王座防衛戦(日本武道館)前哨戦となった力皇とは、一進一退の攻防を繰り広げたが、最後は伊藤が秋山に屈した。14日、横浜大会の杉浦貴戦で右足甲を負傷。21、22日の英国遠征でも痛みは引かず、この日も、痛み止めの薬をのんで試合に挑んだ。「自分との戦い。昨年、体のあちこちが痛くても戦っていた社長(三沢光晴)の姿を見てるからね。タイトルマッチもきっちりやるだけ」と話した。