エアボクシングの第1回大会が7日、都内で開催された。エアボクシングC級ライセンス保持者の7歳から80歳までの116人が参加。年齢ごとの計5部門に分かれて、向かい合ってのシャドーボクシングでトーナメント戦を行った。

 主催した東日本ボクシング協会の大橋秀行会長は「今日はみんなすごく真剣にやっていて、緊張感があった」と、大会の盛況ぶりに満足げ。ジャッジの1人で元WBC世界スーパーフライ級王者の川嶋勝重氏も「年配の人も増えて、楽しそうにやっている。子どもだけでなく、年齢でプロになれない方とかにもこういう大会があればいいかなと思う」と語った。

 今後について、大橋会長は「ここからボクシングに接してプロになりたい人も出てくるかもしれないし、プロボクシングをやらなくても興味を持って見てもらえると思う。ボクシング人気を高めるために、今、種をまかないといけない」と、エアボクシングのさらなる発展を誓っていた。