<ノア:グローバル・タッグリーグ戦>◇東京・後楽園ホール◇8試合◇2000人

 反体制派軍団ノーマーシーのマイバッハ谷口(35)高山善広(45)が7戦全敗、勝ち点0でグローバル・タッグリーグ戦を終えた。この日は、コルト・カバナ(31)エディ・エドワーズ(28)組と対戦。暴走したマイバッハが、リング上で椅子でエドワーズを殴打。6分7秒、反則負けの裁定が下った。

 勝ち点0の結果にも、ノーマーシーのスポークスマンKENTA(31)は平然。「これが、俺たちのリーグ戦に対する答えだ。10日後のタイトル戦で、違う答えを出す」とマイバッハがGHCヘビー級王者・森嶋猛(33)に挑戦する5月9日の後楽園大会を見据えた。反則暴走オンリーのマイバッハだが、KENTAは王座奪取に大きな自信を持っている。「今までと違う王者が生まれることになる。それが正解か、間違いなのかは誰にも分からない。何かが始まる」と不敵に笑った。