大事な一戦に勝利した大橋ジムの井上兄弟が、一夜明けた7日に横浜市内のジムで会見した。東洋太平洋ライトフライ級王者になった兄の尚弥(20)は傷ひとつない顔で「素直にうれしい。いい勝ち方だった」と満足そう。

 父真吾トレーナー(42)は「70、80点はあげられる」に「世界を取って100点と言われるようにしたい」と応えた。弟拓真(17)はデビューを飾ったが「思った以上に楽しめたが、戦い方とか反省も多い」と話した。2人は来年3月か4月の次戦へ、3日ほど休んで始動する。尚弥は6戦目の日本最速での世界王座奪取を狙う予定だ。