5日にWBC世界フライ級王座から陥落した八重樫東(31=大橋)が6日、横浜市内の大橋ジムで一夜明け会見を行った。

 同ジムには、朝からローマン・ゴンサレス(27)との激闘を称賛する「感動した」などの電話が殺到したという。今後はフライ、スーパーフライ、ライトフライ級の3階級を視野に入れていく意向で、「みんながわくわくするカードならどの階級でもやる。方向性が決まれば気持ちは作れると思う」と再起を誓った。

 また、初防衛に成功した同ライトフライ級王者井上尚弥(21=大橋)は、王座返上を明言。「自分の良さを出せるように、より一層練習して最強のチャンピオンになって、いろいろなビッグマッチをやっていきたい」と2階級制覇を目指す意向を示した。