新日本のIWGPヘビー級王者棚橋弘至(32)が1月31日の後楽園大会で、15日の両国大会で挑戦を受ける中邑真輔の3つの対策を明かした。(1)怒らせる(2)足を攻める(3)スピードを生かすで、「これで勝機は100%」と胸を張った。(1)は冷静な中邑を精神的に混乱させるのが目的。「技の仕掛けがコンピューターのように精密。怒らせてペースを崩したい」。(2)は相手の特徴の長い足を逆手に取る。「決め技のテキサスクローバーホールドがかけやすいので有利」。(3)は身長で7センチ、体重で7キロ劣る体格差をスピードでカバーする。「下半身は鍛えてきた。足を使った瞬発力は負けない」。棚橋が3原則を武器に、初防衛と団体の真のエースを証明する。