新ヤンキースタジアムのゲート前に腰を下ろし、瞑想(めいそう)しているのは全日本の西村修(37)だ。西村は以前から大のヤンキースファン。95年にニューヨークのマンハッタンでルームシェアをしながら半年ほど滞在していたという。旧スタジアムには忙しいスケジュールの合間をぬってよく出かけた。4日(日本時間5日)、新スタジアムを初めて見た西村は「前の球場の面影がありますね。とてもきれいだ」と声をはずませて絶賛した。5日から気温30度のタンパに向かい、次期シリーズに向けトレーニングを開始。炎熱の太陽の下で力を蓄えるつもりだ。