<プロボクシング・全日本新人王決勝:スーパーライト級4回戦>◇20日◇東京・後楽園ホール

 菊地祐輔(21=新日本仙台)が強烈な左ストレートで竹内則雄(大一スペースK)にTKO勝ちし、北日本協会所属ジムとしては97年ライト級の木村登勇(八戸帝拳)以来、12年ぶりの新人王誕生となった。序盤から、右ジャブからの左ストレートというコンビネーションで圧倒。「練習でやっていた、強いジャブは出せた」と振り返った。新日本仙台からは初の新人王誕生にもなり「初めてだし、よかった」と快挙に笑顔を見せた。