ボクシングの東洋太平洋フェザー級王座決定戦(6日、後楽園ホール)の計量が5日、都内で行われた。WBC世界同級13位松田直樹(33=帝拳)は57・1キロで、相手の東洋太平洋同級1位ビンビン・ルフィーノ(28=フィリピン)は56・4キロでパス。左の強打者で対日本人2戦2勝(2KO)のルフィーノに対して松田は「2人もやられているし、おれが敵討っちゃおうかな」と宣言した。対サウスポー7戦全勝の松田は、この一戦に向けて同じジムのWBC世界スーパーバンタム級王者西岡や元同フェザー級王者粟生らともスパーリングを積んだ。「中盤から後半にかけてKOを狙う」と自信を見せた。