31日のWBA世界スーパーバンタム級タイトル戦に初挑戦する同級6位下田昭文(26=帝拳)が「野性のカン」で王座奪取を狙う。同級王者李冽理(28=横浜光)に挑む下田は14日、帝拳ジムで練習。「相手対策は葛西(トレーナー)さんや周りの方にお願いしている。あとは試合の展開次第」とあえて王者対策を練らない作戦を口にした。葛西トレーナーも「今まで感覚でやってきた選手。作戦は野性のカン」と、天性の感覚を世界戦の武器にする方針を示した。