日本ボクシングコミッション(JBC)東京試合役員会は5月31日、都内で役員会を開き、不正経費騒動などで1カ月休職扱い中の安河内剛事務局長(50)の解任を要求する意見書をJBC各理事などに提出する、と発表した。斎藤慎一専務理事(82)が「調査の結果、不正はなかった」と発表しているが、疑いは消えないとし、浦谷信彰会長(52)は「参加した役員全員で支持した」と話した。同専務理事の管理責任も問う。現在、JBCはコミッション全体の財務の健全性を担保するために設置された調査委員会で調査を進めている。