4月6日のダブル世界戦の入場券が28日に発売開始となり、1万円と6000円の席が10分で完売した。当日はWBC世界フライ級王者八重樫東(31)のV3戦がメーンで、井上尚弥(20)が国内最速6戦目で世界初挑戦する。会場の大田区総合体育館は約5000人収容で、大橋会長は「超満員は確実。本物のボクシングを見てもらいたい」と話す。他も軽量級スターのゴンザレス、ベテラン細野の日本王座戦、10連勝を狙う松本、2戦目で世界ランカー相手の井上の弟拓真と精鋭ぞろい。大橋会長は「最後に八重樫が勝つまでが仕事」と気を引き締めた。