ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(30=帝拳)が7日、都内の所属ジムで11月22日の同級1位プエルタとの3度目の防衛戦に向け、スパーリングを開始した。

 元2階級制覇王者リナレスを相手に、4回の実戦練習で汗を流した。約11カ月ぶりとなる試合については「前に出てくる相手なので、不用意な右アッパーをもらわないようにしたい。ガードを意識して、間合いに入れさせないことが大切」と話した。対戦相手は王座奪取戦から4戦連続となるメキシコ人。日本人とは相性が良くないとされるが「苦手意識はまったくない。好戦的に来てくれれば、むしろかみ合うと思う」。日本を代表する強打者が、ペースを上げてきた。