27日のWBC世界フライ級王座統一戦(亀田興毅-ポンサクレック)で敗れた亀田興毅の父史郎氏(44)が、採点内容を不服として控室で関係者らをどう喝するなどした問題で、東日本ボクシング協会は4月6日に緊急理事会を開くことを30日に決定した。議題はこの問題のみで、亀田ジム五十嵐紀行会長(35)とプロモーター宮田博行会長(43)を呼んで事情聴取する。

 来月12日の理事会で説明を受ける方向だった。だが、同協会の大橋秀行会長(45)は「短い時間で決められる問題じゃない。誰ひとりその場を知らないから。重大な問題」と事態を重く受け止め「自分の判断で今日決めた。全理事に声を掛けた」と緊急理事会開催を急きょ決めた。また、大橋会長は「止めなきゃいけない立場だった」とも話し、五十嵐会長にも今後に何らかの処分が科される可能性を示唆した。