大相撲の横綱白鵬(30=宮城野)が14日、客員教授を務める拓大の文京キャンパスで、大学周辺に住む地域住民約130人を前に、特別講義を行った。

 講座「果てしなき夢の実現、国際交流の階(きざはし)となって」と題して、拓大北海道短大の土門裕之副学長との対談形式で、農業やモンゴル時代の生活、入門に至る経緯などについて熱弁を振るった。

 かねて、父ムンフバトさんがレスリングのモンゴル代表として1964年の東京五輪に出場していることから、自身も2020年の東京五輪まで現役でいることを目標と公言している。この日も「東京五輪まで頑張る。頑張っていれば、もしかして開会式で横綱土俵入りがあるかもしれない。そうなれば、親子で東京五輪の土俵に上がれることになる。でも、あと5年。うーん…まぁ、夢ですから、追い続けて頑張っていきたい」と話した。

 また、食べ物の話では「あずきがダメなんです。粘っこい甘さがダメ」と打ち明けた。ただ「前はカツオもダメだったけど、3年前に(高知県)宿毛市に釣りに行って、釣ったカツオをその場で食べたら、食べられた。カツオの壁を乗り越えられたので、いつか、あんこの壁も越えたい」と笑わせた。

 講義を終えた白鵬は、これまでの学生とは違った雰囲気に「学生は笑うところが違うので緊張しますが、今日は本当に話しやすかった。(自己評価は)100点満点」と満足げだった。