小結の若隆景(31=荒汐)が、2敗をキープした。関脇の熱海富士(23=伊勢ケ浜)を寄り切り、三役対決を制した。単独首位の大関霧島(30=音羽山)が正代(34=時津風)に敗れたため、8勝2敗で並んだ。
1敗差で霧島を追い、負けだけは許されない一番。「集中して自分の相撲を取ろうと思って土俵に上がった」。
一度は土俵際に追い込まれそうになったが、相手のまわしを二つ持って、反時計回り。体を入れ替えて土俵外へ寄り切った。
10日目を終え、6力士が8勝2敗で並ぶ大混戦となった。それでも、若隆景は「まだまだ。あと5日」と冷静だ。11日目は首位で並んだ霧島との直接対決を迎える。
取組表を見たという若隆景は「しっかり集中して自分の相撲を取れるように。それだけです」と表情を変えなかった。

