[ 2014年6月11日9時9分 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は10日、W杯ブラジル大会で12日午後5時(日本時間13日午前5時)から行われるブラジル-クロアチアの開幕戦の審判団が、西村雄一主審(42)と相楽亨(37)、名木利幸(42)の両副審で組む日本人トリオに決まったと発表した。日本人がW杯開幕戦を担当するのは初めて。

 西村主審と相楽副審は2010年のW杯南アフリカ大会では4試合を担当した。名木副審は今大会が初参加となる。

 西村主審は2012年にアジア・サッカー連盟の最優秀主審に輝き、前回大会でオランダ-ブラジルの準々決勝などを任された。W杯の審判団は、対戦チームの所属する大陸連盟以外から選ばれる。