AKB48グループ「遅咲き世代」の新成人メンバーが11日、東京・神田明神で成人式を行った。同グループ恒例の成人式は今年で8回目。今年は入山杏奈(20)木崎ゆりあ(19)ら過去最多の32人が出席した。

 かつて前田敦子(24)らがいた12年や、渡辺麻友(21)らの出席した14年は「黄金世代」などと呼ばれたが、昨年は川栄李奈(20)が自虐を交えて「はざまの世代」と名乗っていた。今年について入山は「私たちは遅咲き世代です。今はまだ咲いていないですけども、今後立派な花になる予定なので、末永く見守っていてください」とアピールした。

 毎年、晴れ着姿のメンバーを少しでも祝福しようと、早朝からファンと報道陣が集合するのが恒例となっている。この日も、神田明神の敷地に約1000人のファンが集まり、声援を送った。

 関係者は「飛び抜けた人気メンバーはいないのですが、みんな個性があって粒ぞろい。ファンの数は、今までで一番多いですよ」と話す。木崎は「AKB48は11年目なので、初心に戻って、黄金時代のメンバーと同じくらいに近づきたい。私たちはきっと、黄金の卵なので。卵の殻を割って黄金世代になりたい」と宣言した。