「第8回AKB48選抜総選挙」が6月18日に、新潟のHARD OFF ECOスタジアム新潟で開催されることが21日、発表された。夏に発売する45枚目シングルの選抜メンバーを決める年に1度のビッグイベント。

 注目の開催地は、昨年の福岡に続き、2回目となる地方都市となった。昨年にグループが発足して、1月10日に専用劇場がオープンしたばかりのNGT48の拠点、新潟だ。関係者は「昨年初めて地方都市で開催したら、街をあげて大盛り上がりになったので今年も」と期待している。昨年1位のHKT48指原莉乃(23)は「来るだろうなとは思っていましたが『ついに来たか』という感じです。写真集を売らなきゃいけないときなのに!! 考えることが増えました。(立候補を)どうするかは、これから考えます」とコメントした。

 また、6月1日に発売される総選挙の投票権付きの44枚目のシングル(タイトル未定)の選抜メンバー32人も発表された。昨年5月加入のドラフト2期生をのぞくと、最もキャリアの若い15期生の向井地美音(18)が、初センターに決まった。すでに知らされていた向井地は「あらためてファンのみなさんの前で発表されて、やっと実感できました」。グループ結成11年目で、4月8日にはグループの象徴だった高橋みなみ(24)が卒業する。新時代のエースに指名され「プレッシャーもあるのですが、何よりもまずはAKB48愛を持ってこれからのグループを引っ張って行けるような存在になれるよう頑張ります」と意気込んだ。18日の自分の生誕祭公演では「総選挙で、夢は大きく16位以内!」と、選抜ランク入りを掲げた。

 かつての人気メンバーが続々と卒業し、顔触れも様変わりした。今年の総選挙は、新しいAKB48を占うイベントとなりそうだ。