全国47都道府県を各チームで回るAKB48のツアーで、キャプテン横山由依(21)率いるチームKが19日、なら100年会館(奈良市)で公演を行った。

 今春の大組閣を経た新生チームKでは、初のツアー公演。SKE48と兼任する松井珠理奈(17)、HKT48と兼任する児玉遥(17)と、AKB48研究生から昇格した小島真子(17)ら20人が出演。全29曲、約2時間のステージとなった。

 ご当地、関西のNMB48から兼任する山本彩(21)は仕事の都合で出演できなかったが、同グループのヒット曲「ナギイチ」を、横山と松井珠のダブルセンターで披露した。

 山本が所属するチームNオリジナル公演「ここにだって天使はいる」の楽曲で、渡辺美優紀、柏木由紀らのセクシーな生着替え場面がある「ジッパー」のパフォーマンスもあり、センターは児玉が担当。渡辺、柏木らの色気とは一線を画し、恥じらいをもった脱ぎっぷりで会場をわかせた。

 今ツアーは12年4月にスタート。中断を経て今年6月22日、島根のチームA公演で再開され、この日のチームKが2公演目。ダブルアンコール後、松井珠は「みなさん、また会いましょうね~。さようナラ」と、奈良にひっかけた得意のダジャレで締めた。

 ツアーは20日にチームBの滋賀公演が、21日はチーム4の和歌山公演が予定されている。