22日に投票が始まったAKB48の第4回選抜総選挙の速報結果が23日、東京・秋葉原のAKB48劇場で発表された。<解説>

 速報で1位の大島優子(23)が、昨年の1万7156票から1万5093票に数字を落とした。しかし、40位の中田ちさとの1188票は、昨年40位の藤江れいなの778票を上回った。順位発表圏が40位から64位に広がり、出馬メンバー数も150人から237人に増えたためか、人気が分散しているようだ。

 1位から40位の総得票数は16万6370で、昨年の15万4050から1万票以上増加した。昨年の総得票数は108万超だったが、今年はそれ以上の数字になる可能性が高い。

 姉妹グループの躍進も顕著だ。SKE48から17人、NMB48から5人、総選挙初参加のHKT48から1人と計23人がランクインした。全体の4分の1を占めたSKE48では古川愛李(22)が22位、矢方美紀(19)が37位、松村香織(22)が39位で初のランクイン。松村はグループ最年長研究生だが、グーグルプラスでのこまめな更新と動画配信を積み重ね、チャンスをつかんだとみられる。発表直後には、泣きながら母親に報告している動画を投稿した。NMB48では山本彩(18)が18位、渡辺美優紀(18)が19位。16位以内の選抜メンバー入りも射程圏だ。【横山慧】