女優山本未来(33)初主演映画「花影」(河合勇人監督)が8日、初日を迎え、東京・シネマート六本木で舞台あいさつを行った。

 在日3世の女性(山本)と韓国人教師(キム・レウォン)の運命的な出会いと切ない恋を描いた作品。山本は「デビュー15年で初主演。2人の男の人に愛されて幸せな瞬間もありました」と笑顔。レウォンはドラマ「屋根部屋のネコ」などで日本でも人気。“恋の相手”について「みんなで悩み抜いたシーンもある。心でこれからもつながっているチング(友)です」と話した。

 また、長年の友人という、ニューハーフでお笑いタレントのはるな愛(31)が、花束を持って駆け付けるサプライズも。はるなは「すごいおえつが出るほど泣いちゃって。もう男泣きー」と興奮しっぱなしだった。

 山本の不倫相手を演じた石黒賢も出席。「皆さんの視線が痛いです。(演じた役は)そんなに悪い人じゃないんですよ」と苦笑いしていた。