映画「イキガミ」(瀧本智行監督)の初日舞台あいさつが27日、東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、松田翔太(23)成海璃子(16)塚本高史(25)らが出席した。国家繁栄維持法で、1000人に1人の若者が自動的に殺される社会を描いた物語。死亡予告書を届ける公務員を演じた松田は「渡された側のことを考えると、プライベートでもつらくなってしまったんですが、何とか…」。締めでは「社会が自分の価値を決めるのではなく、自分から提示することで社会を変える力になる」などと、長く熱いあいさつをした。ほかに金井勇太、佐野和真らが出席。