内野聖陽(41)主演の映画「悪夢のエレベーター」(10日公開)の製作発表が5日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。かつて、勝俣州和(44)とお笑いコンビK2を組み、現在は放送作家、役者として活躍する堀部圭亮(43)の第1回監督作品。

 内野、佐津川愛美(21)モト冬樹(58)斎藤工(28)が緊急停止したエレベーターに閉じこめられ、人間のうそと本音が入り乱れる“人間不信エンターテインメント”を演じる。

 脚本完成までに1年以上かけた堀部監督は「16歳のときに映画俳優なりたくて、芸人だった同級生のお父さんにストリップ劇場に連れて行かれ、だまされて芸人にされて毎日泣いてたけど、それも生きていると思う。第2回があるかは分からないけど、なんとか次につながれば」。内野は「シナリオの構成が見事。第1作である堀部監督が撮ると聞き、役者さんが撮るなら面白くなるに違いにないと、即決で引き受けました」と話した。