昨年11月公開の映画「なくもんか」をめぐり、俳優塚本高史(27)やタレントのカンニング竹山(37)らの出演料などが未払いだとして、所属事務所のサンミュージックが映画制作会社「ビーワイルド」(大阪市)に計約640万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していたことが19日、分かった。ビーワイルド側は同日開かれた第1回口頭弁論で、請求をすべて受け入れ、訴訟は終結した。訴状によると、ビーワイルドは昨年2月ごろ、塚本が546万円、竹山が31万5000円で「なくもんか」に出演するといった内容でサンミュージック側と契約したが、出演料が支払われていないという。