米俳優ハリソン・フォード(65)主演の映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が初日を迎え、早くも興収100億円の大台が見える好スタートを切った。フォードは、今月初旬に都内で行われたプレミア試写会から帰国する時に「100億円超えたら、また日本に来るよ」と言い残した。来日できなかったスティーブン・スピルバーグ監督を連れて、大ヒット御礼来日が実現するかもしれない。

 同作は全国の総スクリーン約3200のうち、4分の1に当たる、789スクリーンで公開された。初日だけで40万人を動員し、興収は5億円を記録した。土日2日間で100万人突破は確実とみられている。興収100億円を超えた「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの2、3作目の動員数を上回っており、100億円も視野に入った。配給会社関係者は「ファンの年齢層も広いので、まだまだ広がっていくと思います。まだ検討していませんが、フォードが再来日してくれたらうれしいです」と期待している。