電話オペレーターのアルバイトから、映画「プレシャス」(リー・ダニエルズ監督、24日公開)の主演に抜てきされ、今年の米アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたガボレイ・シディベ(26)が4日に初来日することが1日、分かった。現在もアルバイトをしており、回転ずしを楽しみにしているという。しかし、オスカー史上、主演女優賞にノミネートされた女優陣で最重量と言われる体重150キロ。質素倹約家なシディベだが、図らずもファーストクラスでの来日になりそうだ。

 同作は、父親の子供を身ごもり、母からも虐待される不遇な家庭環境で育ったプレシャスという女性が主人公。フリースクールで教師と出会ったことで、人生への新しい1歩を踏み出す物語だ。シディベは、ニューヨークでアルバイトをしている時に出演が決まった。初めての映画で無名にもかかわらず、アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞主演女優賞にもノミネートされ、シンデレラストーリーとして話題になった。また、熱演のおかげで作品も評価され、アカデミー賞では作品賞、監督賞など主要6部門にノミネートされ、助演女優賞、脚色賞を受賞した。

 シディベは、日本では約1週間かけて同作の取材を受ける。初来日は、ファーストクラスと回転ずしのギャップが楽しめそうだ。