来年から無期限休養に入る歌手宇多田ヒカル(27)が、山下智久(25)主演映画「あしたのジョー」(曽利文彦監督、来年2月11日公開)の主題歌を担当することが16日、発表された。
題名は「Show
Me
Love(Not
A
Dream)」。今月24日に発売するアルバム「Utada
Hikaru
SINGLE
COLLECTION
VOL.2」に収録された新曲が起用された。同曲は「夢じゃなくて、愛を見せてよ」という力強い世界観を持つ。製作側はストレートなメッセージを乗せたメロディアスな楽曲に共感し、宇多田に楽曲提供を依頼したという。
伊与田英徳プロデューサーは主題歌を重要視。「ジョーや力石が世界に向かって夢を追いかけたように、強い個性と世界に通ずる圧倒的な独自の世界観をつむいできた宇多田さんしかいない」と説明した。
宇多田が実写版映画の主題歌に楽曲提供するのは、05年「春の雪」の「Be
My
Last」以来3作目。無期限休養に入っても、しばらくは楽曲が広く流れることになりそうだ。