映画この一本
洋邦問わず、日刊スポーツの映画担当記者がオススメ映画を紹介します。
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サーキット独特の音を聞きたかった
[2014年2月9日11時7分 紙面から]
◆ラッシュ/プライドと友情(米独英合作)
F1担当記者時代、どんな原稿を書けばいいか、いつも迷っていた。スポーツ紙といえば人間ドラマやエピソードなのだが、ヘルメットの向こうの素顔は見えづらい。かといって、マシンや技術に特化した記事は、一般読者には響かない。そんな苦労を知っているから、本作はそのどちらもバランスよく盛り込んでいて、構成のうまさを感じた。
1976年。セナやプロストらがしのぎを削り、日本にF1ブームが訪れる、少し前の出来事だ。派手で女好きで、恐れ知らずのレースが売りのジェームズ・ハントは、知的で計算ずくのレースをするニキ・ラウダに強いライバル心を持っていた。逆もしかり。その2人の関係が、レースでラウダが起こした事故を機に一変する。
レース部分は圧巻だ。場面によっては、最大30台のカメラを同時に回した。ただ、ここまで臨場感を再現できたのなら、音をもう少し頑張ってほしかった。サーキットに響く甲高いエンジン音、音だけで吹っ飛ばされそうな風圧は、やはり現場だけの特権なのか。
強く印象に残る「人間ドラマ」の部分は、ラウダ側に相当の取材をしたという。今は亡きハントに話を聞くことはできないが、ラウダ寄りにもならず、2人の主役にうまく感情移入できるデキになった。それが後味のさわやかさにつながっている。
事故後、やけどの残る頭にヘルメットをかぶせようとするラウダが、妻にかける言葉は、心を打つ。「男ってバカだなぁ…」と。褒め言葉ですよ。【森本隆】
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