旅行口コミサイトのトリップアドバイザーが「外国人に人気の日本の観光スポット2014」を発表した。1位は京都・伏見稲荷大社だった。

 この1年間に投稿された外国語の口コミ評価をもとにまとめた。伏見稲荷大社は、昨年2位からのランクアップ。赤い鳥居が並ぶ圧倒的な光景で知られ「とても豪華だった。頂上まで赤い鳥居が続く景色は絶景だった」「京都で訪れた場所の中でも特にお気に入りの場所」などのコメントが多く寄せられた。

 2位は広島平和記念資料館。「戦争の恐ろしさを本当に考えさせられる場所。悲劇の被害者たちに敬意を表せる場所」「心を揺さぶられる」「絶対見るべき」など、旅行者の関心を集め続けている。3位は広島・厳島神社。潮の満ち引きや時間の変化で変わる景色が人気で「赤い鳥居は日本のアイコンのひとつ」「午後遅くの、色が混ざり合い、赤い鳥居が最も美しくなる時間がおすすめ」などの声が寄せられた。

 4位~10位は、4位「金閣寺」(京都)5位「東大寺」(奈良)6位「高野山奥之院」(和歌山)7位「清水寺」(京都)8位「新宿御苑」(東京)9位「箱根彫刻の森美術館」(神奈川)10位「新勝寺(成田山)」(千葉)。

 ほかにも、長野・地獄谷野猿公苑(21位)や、京都・嵐山モンキーパークいわたやま(14位)など、ニホンザルとふれあえる場所も人気。トップ30の中には、道頓堀(23位)渋谷センター街(24位)などの繁華街もランクインしている。