TBS系の情報番組「サンデーモーニング」が今年で14回目を迎える「放送人グランプリ」に選ばれ、16日、都内で贈賞式が行われた。

 同番組の司会を務める関口宏(71)は「28年前に番組が始まった時から、中庸の精神で真ん中のつもりでやってきましたが、いつの間にか、左の方にいた番組がなくなって、一番左みたいになってしまいました。でも、最初の思いは変わっていないつもりです」と喜びを語った。

 スポーツコーナーの張本勲さん(74)をはじめ、コメンテーターには個性派の論客がそろっている。「猛獣使いのつもりでやってきました」。

 準グランプリはNHK・BS「女たちのシベリア抑留」を制作した小柳ちひろさん。企画賞はTBS系ドラマ日曜劇場「おやじの背中」の八木康夫プロデューサーらが選ばれた。

 今年から新設された大山勝美賞には、「あまちゃん」「ハゲタカ」などの訓覇圭NHKプロデューサーと、「リミット」「Nのために」の塚原あゆ子ディレクターが選出された。