無期限活動停止中のアイドルグループBerryz工房のメンバーで、現在はカントリー・ガールズのプレーイングマネージャーを務める“ももち”こと嗣永桃子(23)が、AKB48やももいろクローバーZに対しライバル心をむき出しにして、カラオケでは「AKBとももクロは歌わない」と言い放った。

 嗣永は23日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」に出演。話題がカラオケに及び、MCを務める明石家さんま(59)から「カラオケでは人の歌を歌うんやろ?」と尋ねられると嗣永は「基本、AKB、ももクロ以外は歌います」とキッパリと言い放った。それに対し、さんまが「えっ?AKBとももいろクローバーZの曲は歌わないの?」と確認すると、嗣永は「やっぱり、ちょっとした何でしょうね・・・気持ちの戦いと言いますか・・・」と同じアイドルグループに対するライバル心をむき出しにした。

 さらに嗣永は「大学時代の友人とカラオケ行って、(AKBの)ヘビーローテーションとかで(みんなが)盛り上がったら、必死にデンモクいじり出す」と、ライバルグループの曲が流れると、曲入力のリモコンいじりに没頭するフリをして盛り上がりに参加しないことを明かした。

 また、同じくアイドルグループ、アイドリング!!!の元メンバーでタレントの菊地亜美(24)が友人とカラオケに行くと、同グループの曲を勝手に入れられ、「歌って~って言われる」と語ったが、実際に歌って見せると「えっ?この曲誰か知ってる?」と言われることを明かして嘆いた。菊地の嘆きに嗣永も「わかる~」と共感。2人は他にもカラオケに自分たちが映っているPVがなかったり、誰も自分たちのグループの曲を歌ってくれなかったりなど、アイドルグループの「悲しい現実」について共感し合った。さらに菊地が「中途半端なアイドルって苦労するんですよ」と自虐発言をし、さんまら出演者一同を笑わせたが、嗣永だけは菊地の発言に頷いていた。