フリーアナウンサーの宮根誠司（５２）が２６日、堺市の福家書店アリオ鳳店で初の著書「５０歳からでも遅くない！ミヤネ式らくらくボディメイク法」（幻冬舎）の出版記念サイン会を行った。

　体重は６６キロから７キロ減量、腹部はマイナス１０センチに成功した宮根は「すごく体調がよくなった。血のめぐりがよくなり、肩こり、腰痛がなくなった」と笑顔を見せた。昨年６月から６カ月で体を絞り始めた。メタボ気味だった体から腹筋を割ることを目標だった。

　サイン会場ではトレーニング方法「ミヤネ式メソッド２０」の１つも公開。両手の指先を腹筋にあて「フッハッ、フッハッ、フッハッ」と高速腹式呼吸を実演した。書籍ではエッセー風に“秘密のハウツー”を披露している。

　現在５２歳。日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」やフジテレビ系「Ｍｒ．サンデー」の司会者として多忙な生活を送る中、空き時間を見つけてはトレーニングに励んできた。嫌いなトレーニングをしない、当初は食事制限をしないなど、追い込み過ぎないのも宮根式メソッドの特徴だ。

　肉体改造の動機は「女性にモテたい」と思ったからだったが、一方で「５０歳を過ぎ、このままオヤジへまっしぐらでいいのだろうか。分岐点でもあった」と取り組んだという。

　女性に急にモテモテになったということはないが、女性から“秘密”を「教えてほしい」とリクエストが多くなったという。

　「コミュニケーションの道具が１つが増えたかもしれない。上半身はたくましくなったが、一方で足が細くなった。女性のトレーニングとしてもオススメです」。最後に「意志の弱い僕でもできたから誰でもできる」と呼びかけた。